台湾の選挙運動の宣伝材料というブログを書いた2012年当時、総統選挙をやってたときは、
ポスターやのぼりが、ややもするとごみのようになって、そこかしこに激しく目についていたんだけど、
ことしの年初にもやっぱり総統選挙があったはずなのに、
実際には、2012年の後、2016年にもあって、そして今、
町の中にあれほどまであったものはもうすっかりなくなっているんだよね。
これは、2014年の地方選挙から、各自治体が規制を始めたことが影響しているみたい。
例えば、台北市の場合は、道路や歩道橋に選挙ポスターやのぼりは、
以前は、申請なしで指定された公共の場所に置けていたけれども、
今は、そういう公共スペースには置けなくなっているんだって。
例えば、新北市の場合は、今は、投票前の15日間はのぼりが置けるというルールになっている。
以前は、ポスターに板に張って電柱とかに街灯にかけていたけれども、そういうことはできなくなっている。
これも、日本の感覚なら、支持者が自宅の壁に候補者ポスターを掲げることもあるのかなと思うかもしれないけど、
台湾は集合住宅だから、自宅にポスターを張るのはなかなかないことなんだよね。
今回よく見たのは、以前と変わらぬビルの壁を使ったもののほか、ラッピングバスや大型トラックでの宣伝とかだった。
ただ、普通の日本人が町中で目にするもので気づくことが少なくなったということであって、
なんか目にした張り紙が、何かを意味するものであることというのはあるのかもしれないんだよね。
以前、選挙の様子がよくわかるときに書いたものだけど、これも見てね。
台湾の選挙運動の宣伝材料 その2
台湾の選挙カー
台湾の選挙カーのアピール