愛玉ゼリーをつくってみた

台湾スイーツというといろいろある気がしないでもないけど、
個人的に好きで外せないのは、やっぱり伝統的なこのゼリーだと思うんだ。

これ「愛玉」とか「愛玉子」いうらしいけど、
日本語ではあいぎょく?あいぎょくし?という読み方でいいのかな。
台湾国語での読み方は「ai4yv4」になるかな。

「オーギョーチ」と言う人もいるけど、それは台湾語で、その言い方は台湾人があまねく知っている言い方でもない気がしてる。
「愛玉」「愛玉子」の漢字がその読み方をするわけじゃなくて、漢字としては「薁蕘子」らしい。

この前、「愛玉」のゼリーミックスのようなものを入手しつくってみたので紹介するね。
これにはシードとシードを入れる布という、ゼリーミックスというのとはおよそ相入れない材料が入ってる。

つくり方は、布にシードのような材料を入れて、水の中でもみもみするだけ。

だんだんシードから何かエキスが出てるようなねばねばな感触もあり、
一定期間もみもみしているとだんだん何となく水の色が変化して、凝固してくる。
寒天とかゼラチンとは違う要因で固まるってことがわかった。
 
つくり方に書いてあるとおり、大体もみもみして10分ぐらい。
多分それでゼリー完成になる。

材料となる水は、純水では固まりませんよとあったのが気になったので、
水道水を煮沸して冷ましたもので試してみようと思ったんだけど、
鍋で湯冷ましをつくったために、水面に若干の油が浮いてて……
水に油分が含まれると凝固に影響するらしいこともわかったから、
結局、何の芸もないんだけど、普通の浄水器を通していない水道水でやった。

このつくり方なら火も使わないし、凝固も早いから、
国際交流とか、児童の国際理解とか、活用場面がある気がする。
ただ、実はこれも写真的には成功しているんだけど、できばえはいまいちではある……

こういうの、台湾のお土産になるといいのにね。
植物検疫とかあるのかもしれないけど、
ヌガーやパイナップルケーキのようなカロリーが高いものだけじゃないのが欲しいと思い始めている。

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