烏山頭ダムに行ってみた その2

前回は、烏山頭ダムへのアクセス方法について書いてみたんだよね。

それで、私が選んだのは台南からオートバイという方法。
バイクは台湾鉄道の台南駅の駅前にレンタル店がたくさんあって、そこで借りた。
日本人が台湾でどういう免許で乗るの?ということについては、ちょっと古いけど、
台湾向け国際免許の申請」や「国際免許で台湾でバイクに乗る」を見てね。

台南からバイクで烏山頭ダムに行くのには相当時間もかかったし、到達するまでの道もわかりにくいんだけど、
烏山頭ダム施設はバイクに乗ったままで入場できて、中も見られるから、
各種観光ポイントへのアクセスを考えた場合、結論としては悪くない選択だったかもしれない。

入場ゲートから中に入ったら、見るべきところは施設内で点在しているけど、
ひとまず、グーグルのストリートビューであらかじめ確認しておくといいと思う。
ちなみに、入場ゲート左手の遠くかなたの方には何やら復元された建物群があるけど、それはひとまずおいておく。

それを踏まえた上で、右回りで見るか、左回りで見るかを考えることになるけど、
映画「KANO」の放水シーンの場所を見たかったら、右回りかな。
この映画については「映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」」を見てね。

その放水口のところには八田技師紀念室という小さい建物があって、
展示物が並んでいて、そこにいる係員に言えば、紹介のDVDも再生してくれる。
実物展示は、もう少し保存状態が何とかならないかとは思うけど……
 

それで、ダム湖はその放水口から見上げる堤の向こうにあるから、
歩きなら、そのまま階段で堤を上がっていくと殉工碑が見られて、ダム湖に至るし、
バイクだったら舗装された道をさらに奥に進めば、ダム湖の堤の上まで行ける分岐がある。
 

もし、奥の道を進むと、放流設備があって、ダム湖の近いところまで行ける。
これはさすがにストリートビューにないか……
 
ただ、ほかのもの、天壇やつり橋などの斜陽化したレジャー施設、小山の上の蒋介石の像さえストリートビューで見られる。

いずれにしても、堤の上の道にたどり着いたら、ダム湖水面を右に見ながら横断、
バイクの場合は途中で左側にある殉工碑を見て、堤のはるか先にあるSL展示、
さらに右側に折れる細くなっていく道を道なりに行けば八田與一の銅像に至る。
バイクの場合は、緑豊かな場所だから、見逃して通過しないようにしてね。

これで入場口内部で見るべきものは終了となる。
それから、ゲートを出て、先ほどペンディングしていた施設、八田與一紀念園区に行くんだろうけど、
長くなったので、次に続く。

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