映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」

今週はブログはお休みにします。
またまたお休みにしますが、お休みのお知らせだけだと味気ないので、
11月末に聖蹟桜ヶ丘でやった、「KANO 1931海の向こうの甲子園」という映画の試写会&トークショーのことを思い出したので、この映画のことをブログでも書いておくね。
この試写会はもう一人の書き手と一緒に行ったので、今回のブログは日台共作ということで読んでくださいね。

KANOというのは嘉義農林学校の略で、
戦前に嘉義農林学校が甲子園で活躍したという内容の野球映画だよ。

日本での公開は、2015年1月24日から。
百聞は一見にしかずというので、ユーチューブを張るね。

(一定の期間が過ぎたら、この部分は削除します。)
これは日本の予告編や特報ではなく、台湾の長編予告編。
これを見ればわかるけど、この映画はかなりの部分が日本語で展開される。

台湾で既に昨年2月27日に上演開始してから久しいから、
台湾旅行をした日本人の中には、往復の飛行機の中でオリジナル音声で見たかもしれないけど――
中国語がわからない人なら、恐らく、曹佑寧さんの自転車の後ろに乗っていた女の子が、どうして突然別の男と結婚して、子供が生まれたのかというところが理解できていないはずだし、
中国語がわかる人でも、機内の画面では、最後の部分、登場人物がその後、どこでどうしたというのを説明している小さい中国語の字幕が読めていないはずなんだよね。
映画の上演時間は3時間5分だから、日本―台湾間で連続してその時間を見ることは苦しいよね。

こういう切り口で日本を取り上げる映画は、戦後70年を迎えようとしている日本では到底撮れるわけもなく、
だからこそ、日本人が注目できる台湾映画だろうと思う。
野球映画としてのリアリティーも追求しただけあって、野球好きが見ていても違和感はない。
さらに、この映画は、主演の永瀬正敏さんの芸能生活30周年の作品として永瀬さん自身が選んだ映画でもあるわけで、
永瀬さんを初めとする有名無名の日本人俳優の活躍にも注目したいところでもある。

ストーリーとしてすごくわかりやすい映画ということもあるから、子供から大人までみんなで見てみてね。

それから、試写会後のトークショーで写真も撮ったから、載せておくね。
当日の様子は、アジアンパラダイスさんのサイトに詳しく載っていたので、こちらも見てみてね。

この写真のことだけど――
トークショーでは、馬志翔監督と魏徳聖プロデューサーは、ネットで、口コミで宣伝してねと言っていたから、
観客としては、ネットでみんなに宣伝するんだったら、監督とプロデューサーの写真は欲しいと思っていた、
だけど、主催者側は、監督とプロデューサーの写真は報道関係者のみ、観客は御遠慮くださいと繰り返し言っていたんだよね。

観客が主催者側に日本語で言っても、主催者側にはゲストに遠慮してノーの答えしか持っていなさそう、
ならば、直接監督とプロデューサーに直接写真を撮っていいかと中国語で言うしかない、
そういう中で、もう一人の書き手が声を上げて、監督とプロデューサーに写真を撮ってもいいと言ったから、撮れた一枚。

馬志翔監督と魏徳聖プロデューサーが口コミを期待したいんだったら、
主催者は観客がゲストの写真撮影をすることを許さないかもしれないし、観客は主催者に遠慮してゲストの写真を撮らないが、本音としては写真がないと宣伝しにくいと思っているという心理があるから、
日本のイベントのときには、「みんな、僕たちの写真を撮っていいから、どんどんネットに載せて宣伝してね!」と言った方がいいかもしれないと思ったけど、どうだろうね。

以上、何か複雑な書き方の日本語の文章になってしまったので、これが訳出できる台湾人は日本語力が高いと思うけど――
もし、このブログを読んだ人の中に監督やプロデューサーと知り合いの人がいたら、ぜひこのことを彼らに伝えてみてね。

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