既に「台湾の新暦年越しイベント」については書いてきているけれども、具体的なことを幾つか追加するね。
こういう年越しイベントのことを「跨年晚會」(kua4nian2wan3hui4)とか言っている。
1990年代ぐらいから始まった動きで、カウントダウンパーティーとか翻訳されている。
台湾の年越しといえば、日本では台北101の花火が有名だけれども、
台北101で花火が始まったのは、2004年12月31日からだよ。
建物の形状が銭箱を8つ積んだ形だから、その形状を利用して花火が仕掛けられるみたい。
年越しイベント自体は台湾全国の各都市で行われているよ。
年越しイベントは屋外ステージで行われ、主な内容は、芸能人のコンサート、政治家の挨拶、花火かな。
夕方か夜から始まって、新年を迎える夜中の12時の花火で大体イベント終了になる。
花火自体は夜中の12時に一斉にというわけではなくて、12時前から始まっている。
都市によっては複数の会場でイベント行われ、それぞれが花火を打ち上げるので、
見渡しのいい場所、ビルの屋上とかからは、広がりのある花火を見られることになる。
この年越しイベントは会場まで見に行く人が恐ろしく多いので、さまざまな交通規制が敷かれる。
我々観光客でも、地下鉄駅に張られている情報は見るよね。
古いんだけど、使い道がないので、画像を紹介するね。
貼り紙の内容は、人の流れの提案、臨時バスの運行情報。
バスが出ているといっても、日本のような秩序を整える何かがあるのかは謎で、乗れるかどうかはわからないので、
実際には、激混みの場所から相当離れた駅、宿まで自力で歩いて帰ることになるだろうと思う。
もちろん、会場の様子はテレビやネットで中継されるから、わざわざ現地に行かずともチェックできるよ。
テレビやネットのいいところは、アーティストの楽曲をちゃんと聞けることと、
12時を迎えるそのときには、リレー中継や画面分割などで、各地の花火がまとめて見られることかな。
ちなみに、テレビ中継されている会場は大体地名が入っているから場所は見当がつくけど、
地名が入らない会場の所在地、例えば、義大世界は高雄、中興大學は台中だよ。
香港もそうですね。でも、「跨年晚會」と言わないで、「除夕倒數活動」と言う。^_^
(Saladさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
カウントダウンというのはもはや世界的な動きなんでしょうか。
香港でも、幾つかのエリアで年越しイベントをしているんですか?香港というと、ビクトリアハーバーあたりが中心であって、多面的な広がりが何となく想像できないです。
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