台湾では、路側帯に引かれているペイントが赤だったりすることがある。
これは駐停車禁止路側帯、駐停車禁止のエリアを示すペイントだよ。
赤のほかに黄色もあって、黄色の場合は停車禁止を示していたりする。
日本では、車道と路側帯との間のペイントは白だから、ちょっと珍しい感じがするよね。
左の写真の場合は、つまり、こんな景色がいい場所だし、路側帯にスペースはあるけど、
ちょっととまって海を見ようというのはできないということだよ。
路側帯のペイントのほか、縁石の縁が真っ赤にペイントされているものもあるよ。
赤のほか、黄色のペイントがあるのは、路側帯の規制標示と同じだよ。
日本では、路肩のペイントは黄色の実線か点線で駐停車禁止、停車禁止を標示するけど、どれだけの人が覚えているだろうか……
この赤を縁石に塗られると、何ともどす黒い赤が際立つ感じがして、景観美的にもっと違う色にならないかという気がするんだけど、これが目立っていいのかな……
ちなみに、バイクの標識に興味があったら、「台湾の交差点の二輪車停車位置」「台湾のオートバイ用ナビマーク」を見てね。
日本では、駐停車禁止や停車禁止は標識による注意喚起の方をよく見るよね。
もちろん、台湾にもそういう規制標識はあるけど、大きい道とかではペイントによる標示の方が多い気がする。
こういう赤黄白の規制標示ペイントというのは、市街地などでは場所によって数十メートル単位でころころ変わったりすることもあるので、どこで駐停車可能か、ペイントを注意して見ていく必要があると思う。