前回、司馬庫斯までの行き方みたいなのを紹介してきたんだよね。
では、司馬庫斯に着いたら何をするかなんだけど、
村落を見たり、神木を見るためのハイキング(トレッキング)に行ったりすることかなと思う。
神木まで歩くのは往復で所要4―5時間かかるので、まずとにかく神木へ向かうというのが第一で、
村落自体は、広場を中心としたエリアはそんなに広くないので、後回しでもいいのかもしれない。
ということで、神木へのハイキングだけど――
集落にあった観光地図も載せておくね。
神木までのハイキングとは、順路のとおりに突き進み、神木エリアに到達すると、順路に従って周回し、またもと来た道を戻るという感じ。
道のりはそれなりに整備されているので、道を外れるということはないと思う。
山は深いのだけれども、そんなに道は暗くないし、前後を歩く人を見かけることもあるので、余り心配しないで歩ける。
ハイキング道の整備や休む場所とかが竹でつくられていて、その辺のメンテナンスが物すごい。
ちなみに、トイレは途中で1カ所あった。ただ、どうしてきれいに使えないんだろうという治安の悪さだった。
林の中を歩いているときには気がつかないのだけれども、林を抜けた場所では、山の斜面を歩いているんだなと感じるような場所があって、そこから見おろす景色がかなりやばい。
肝心な景色の方はほかの人が撮って載せているのが、ググれば出てくると思う。
参考までに、私の場合は、このハイキングに、往路2時間強、神木エリアを30分、復路は1時間40分かかった。
私は日常的に運動していないタイプの人間なんだけど、体力に任せて歩いたら、こんな感じになった。
正午近くに出発したせいか、結構急いだこともあったんだけど、もったいなかった。
そう考えると、やっぱりのんびり5時間ぐらいを見ておいた方がいいのかもしれない。
往路で時間がかかったのは、滝を見に行ったからなんだけど、
その滝自体は日本でも見られないでもない大きさのものなので、あえて行かなくてもよかったのかもしれない。
全体の行程としてアップダウンはそれほどないけれども、滝に行くと、下った分だけ、激しい上りの道が加わる。
それで、神木を見終わったら、村落や売店を見てという感じかな。
村落にある学校や教会については、数年前に台湾でつくられた「司馬庫斯」というドキュメンタリーを見ておくと、より身近に感じるかもしれない。
ドキュメンタリーについては、ググれば、日本語で紹介しているブログを探せると思うけど、
内容をざっくりいうと、この村落の人民公社的な経営手法の紹介や、宗教や民族文化の伝承、村民の考え方の衝突など、大変興味深い内容になっている。彼らがつくった学校や、教会での場面も出てくる。
売店はこんな山奥なのになかなかの品ぞろえだけど、営業時間に気をつけた方がいいかもしれない。
ちょっと変わった酒とか、民芸品が多分お土産になるだろうけど、ここから酒を持ち帰るのは大変そう……
ということで、いささかまとまりがない文章になったけれども、
この手のトピックはやっぱりつくるのが大変なので、次回に続く。
神木までのと書きつつ、神木の写真すら載せなかったので、「台湾の神木」「台湾で神木を見る」を見てね。
神木って、その名のとおり、なかなかでかいので、写真におさめにくいんだよね。