捷運(MRT)の改札とかに、身長の表示があったりする。
捷運(MRT)ルールでは、6歳で身長が115センチあれば、料金を払うことになる。
ただ、115センチある幼児はだめなのかといえば、そういうことでもなく、
年齢が証明できれば、有料入場者(大人)が同伴することが条件で、幼児2人まで無料になる。
捷運(MRT)には子供料金はないので、料金は大人と同じになるんだけど、
子供料金がある乗り物というのももちろんあって、
例えば、バスの場合は、115センチ以上150センチ未満が半額になる。
この場合も、身長だけで料金が決められてしまうわけでもなく、
身分証明を提示できれば、身長が高い小学生も半額になる。
身長によって料金が決まるという例は、別に乗り物だけでなく、
このブログでもかなりよく紹介してきた小人国という遊園地でも、
遊園地の遊戯物ではなく、入場口でも身長による料金決めをしている。
例えば、6歳未満か90センチを超える幼児は、幼児料金、
12歳未満か115センチを超え150センチ未満の小学生は、小学生料金
――という分け方がなされている。
こういう身長制限で、115センチとか150センチという数字を見るけど、
この数字が果たして合理的かがわからないので、一応、台湾人の身長の推移を調べてみた。
確かに、6歳になれば平均115センチ、12歳で平均150センチを超えるわけで、
身長による設定は、それなりに根拠があるみたい。
ちなみに、115センチとかの数値は、おのおのが決めているようで、
どこかが統一的に号令をかけて、この数字にせよということではないみたいね。