前回、台湾人名のアルファベットは、中国語を勉強する日本人が知っている名前とは違っていて、
ウェード式のつづりを使っているのかもという想像力が必要と書いたんだよね。
ちょっと写真が古過ぎるんだけど――
日本でアジアシリーズをやっていたころの台湾人の名前は、こんな感じだった。
HSUさんは、許さんだろうけど、XUじゃない、
KAOさんは、高さんだろうけど、GAOじゃない、
KUOさんは、郭さんだろうけど、GUOじゃない、
荘景賀さんも、どうしてそのつづりなのか、ちょっとよくわからない。
さて、ウェード式をどうやって調べるかだけど、
まず、中国語を熟知している人であれば、
台湾外交部のサイトに「護照外文姓名拼音對照表」があるので、これで逐一探していくとか、
外交部の外文姓名中譯英系統の(単漢字3文字まで)か(100字以下)という
繁体字とウェード式等各種つづりとの変換ツールのようなものもある。
私のを変換すると、こんなふうになるよ。
「威妥瑪」が、ウェード式。
「漢語拼音」が、中国のと同じつづり。
ここにはあと2つあるけど、アルファベットのつづりにはそのほか幾つものバージョンがある。
いずれにしても、パスポートのアルファベットのつづりについては、台湾については、こういう参考例をもとに選んでいいようだ。
ところで、台湾人の名前は、姓の後にカンマ、名前が複数のときにはハイフンが入るのが正しいよね。
ただ、パスポートの表記どおりに航空会社のサイトに入力してもはねられたのはどういうことなんだろうなと思う。
JALもANAもなんだけどさ、多分ほかのサイトもなんだろうけど、
パスポートどおりの名前の表記ということでハイフン入れると、はねられちゃうの?
ハイフンを外して入力するというのは、常識なのかな……
台湾の野球選手の名前に関連して、「台湾人男性の名前の傾向を見る」というのもつくったことがあるので、見てね。
スペル以外での、名前の並べ方については、「台湾人の名前のピンインの並べ方」も見てね。