台湾のラバーダックブーム

一応、賞味期限が過ぎないうちに、これを紹介しておこうと思うのは、
巨大な黄色のアヒルのオブジェというか、ヒヨコのオブジェ
(ここでのヒヨコとは、ニワトリの子供という意味ではなく、生後間もない小鳥という意味)
――を水面に浮かべて見せる催しが人気を博していることかな。

これは、台湾では「黃色小鴨」(huang2se4 xiao3ya1)とか「黃小鴨」(huang2xiao3ya1)と呼ばれていて、
日本語では、余りぴんと来ないけど、ラバーダックと言われている。

このアート活動の詳細については、別のサイトを見てもらうとして、
ラバーダックは去年の8月から台湾各地で巡回中で、2月1日まで基隆にあるんだって。

ラバーダックを展示している現地は、まさに客寄せアヒルよろしく商売しているし、
ラバーダックの動静が、日本では信じられないほどのニュースバリューをもって報道されている。
そんなこともあってか、このラバーダックの知名度やキャラクターとしての人気度が上がり、
それに影響されてか、そこかしこでラバーダックが見られるようになっている。
  
こういうのって、許可とかって要らないものなのかな……

私はあいにく現地で直接見る時間はなかったんだけど、
このブログでさんざん取り上げている例の小人國に行ったら、ちゃんと浮かんでいたので、これも載せておくね。
 
左側は、石門ダム。(台湾の「社会の窓」、台湾の石門ダムに行ってみたを見てね。)
右側は、縮尺や形状が妄想だらけの金門島。(「毋忘在莒」モニュメントとミニチュアも見てね。)

日本でも、ラバーダックは先月大阪で浮かんでいたらしいけど、
ローカルニュース的な扱いであって、全国的な話題にはなっていないと思う。
日本では、この手のひよこ形状というのは、普遍的に人気がある気もしていて、
今現在だったら、リラックマのキイロイトリとか、今治のゆるキャラのバリィさんとかがいるし、
キャラクターがここまで一点集中的なブームになるのは難しいだろうね。

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