台湾の将棋 その1

公園や郊外のあずまやに行くと、テーブルに何か長方形の模様が彫られていることがあるんだけど、
これは模様ではなく、象棋盤になっている。
 

象棋というのは、日本では中国将棋とかシャンチーと言われるもの。
普通は、台湾人は日本の将棋を知らないので、台湾で将棋と言えば象棋になる。

以前であれば、公園だけじゃなくて、路上とか市場とかで象棋をやる光景を見られたけど、
今は趣味や娯楽も多様化しているから、やる人も少なくなってきていると思う。
イメージとしては、お年寄りがやっていて、男性がやることが多い遊びって感じかな。

ちなみに、上記写真のような屋外の象棋盤で遊ぶためには、おのおのが駒を持参する必要があるわけだけど、
駒自体はそれほど高いものではないし、日本みたいに木でできてたりしないので、
どこか近くに駒を隠しておいて、必要なときに取り出して使う人もいるかもしれない。

象棋は、日本の将棋も大体同じだと思うけれども、
小学校中学年ぐらいから、周りがやっているのを見て、ルールを知って遊べるようになる。
ただ、盤上遊戯としては、象棋は娯楽的であって、習い事としては上品なイメージの囲碁が選ばれたりしている。

話が切れてしまったので、次回に続く。