台湾島の最南端というと、日本の観光の本とかには出ている鵝鑾鼻(e2luan2bi2)だけど、
台湾島の最北端というのには、注目をしないよね。
日本の最南端エリアのさらに南にある台湾だから、
もはやその最北云々とか言われても、そんなに意味を見出せないのは確かか。
台湾島の最北端は、富貴角という場所だよ。
富貴角には最寄り駅とかがなくて、交通アクセスが悪そうな場所にあるけれども、
一般の台湾人家庭にはバイクがあるので、
台北市街地から、バイクに乗って行こうと思えば行ける近さにある。
そこが、中心市街地からぐっと離れた場所にある最南端の鵝鑾鼻とは違う。
最北端にしても最南端にしても、メーンの観光は、灯台と海に面した遊歩道を散策することだろうと思う。
左が富貴角、右が鵝鑾鼻の灯台と遊歩道だよ。
鵝鑾鼻には、磯辺の遊歩道のほか、林のようなところも歩ける。
富貴角の灯台は海辺の道を歩くのみだけど、灯台に到達するのには、鵝鑾鼻よりも時間がかかる。
富貴角の灯台は、創建当時、濃霧時の視認性向上のために黒くしていたなごりをそのまま引き継いで、こういう色合いになっている。
あえて写真は載せないけど、大きな球状の軍事レーダーも見られる。
鵝鑾鼻は入場料がかかるけど、富貴角は公園で、入場料とかはないよ。
ちなみに、我々が平和的に見られる台湾の最北端のことだけど、
馬祖エリアにあって、馬祖の大き目な港からさらに船で2時間かかるみたい。
この場所は基隆から行くこともできるらしいけど、まあとにかく秘境っぽい場所になる。
「台湾島とフォルモサ」も見てね。