何となく、すごく基本的な気がしたんだけど、
奇をてらわないコンテンツづくりも大事だよね……
おなかがすいたというのは、「餓」(e4)を使って、
「我餓了」(wo3 e4le)とか「肚子餓了」(du4zi e4le)という。
ある意味で簡単とも言える表現なんだけど、これの悩みどころは
中国語「e」が発音しにくい上に、それを四声で言わないといけないということもある。
だから、発音に自信を持てなければ、「肚子」を言うようにした方が聞き取られやすくなるかもしれない。
あとは、具体的に欲求を示すことで表現できるかもしれない。
何か食べたいと表現するのは、「我想吃東西」(wo3 xiang3 chi1 dong1xi1)
何か食べるものはありますかと言いたければ、「有沒有吃的」(you3mei2you3 chi1de)
おなかが鳴るというのは「肚子叫」(du4zi jiao4)で、これを言って空腹を表現できるか。
子供向きっぽいけど、「肚子咕嚕咕嚕叫」(du4zigu1lu1gu1lu1jiao4)という言い方もある。
「ぐるぐるじゃお」なので、日本人にも言いやすいかもしれない。
おなかがすくのは擬声語ではグルグルになるということなんだけど、
では、下痢でおなかがグルグルするときはどうなるかというと、それは「肚子痛」(du4zi tong4)になる。
ちなみに、「おなかがすく」という別の言い方として、「(私は)空腹だ」というのが思いつくだろうけど、
「空腹」を使う言い方はしないんだよね。
「腹」は何か専門的なカテゴリー、古語というイメージがしてしまう、
一般的には、おなかというのは「腹」ではなく「肚子」なんだよ。
とはいっても、「空腹」という漢字を見せれば、こちらの言わんとすることはわかるかもしれない。
これは「満腹」についても同様のことが言えるよ。
満腹は、「吃飽了」(chi1bao3le)になるよ。