食品パッケージで素食がどのように表示されているかについて、
食品衛生管理法上の分類については「台湾の素食の食品表示 その1」、
具体的な事例については「台湾の素食の食品表示 その2」で、紹介してみたいんだよね。
これらは食品パッケージだけど、飲食店でも、メニューとかに素食であるかどうかを示して、
素食の人が確実に素食を選べるように工夫していることがある。
これは日本人が好きな鼎泰豐のメニューだけど、欄外を見ると、素食表示をしている。
素食の表示はないけど、バーガーキングも、下を見たら、材料についての注釈はついてる。
ビュッフェとかでも、「素」の文字を当てて、素食であることがわかるようにしている。
左の写真の「素寿司」「素三明治」というのは、素食の寿司、素食のサンドイッチということ。
そのほか、素食エリアというふうに場所を区切って、確実に素食がとれるようになっていることもある。
こんな感じで、台湾では、飲食店に素食志向の人が食品を選べるような工夫があるところもあるけど、日本ではなかなかこういう表示は見ないよね。
素食志向の台湾人が日本を旅行する場合、実は食事面で悩む人もいるから、日本でもわかりやすい原材料表示が出てくるといいかもね。
なお、日本で台湾の素食を配慮する場合、
台湾の素食文化は、食べるもののルール立てやどれだけ守るかについては、自己流の部分が相当際立っていて、イスラム圏のような厳格な食品選びをするとは限らないことを念頭に置いて、
提供している食事がずばり素食かどうかというより、まずは原材料にどういう要素が入っているかを紹介することから始めればいいと思う。
「台湾人とベジタリアン」も見てね。