このトピックも、シリーズ化して久しい。
台湾人がビザなしで行ける外国(2009年4月現在)
台湾人がビザなしで行ける外国(新)(2010年7月現在)
台湾人がビザなしで行ける外国(続)(2011年4月現在)とかあるんだけど、
昨秋にいよいよ大本命のアメリカが加わったので、またまたリニューアルすることにする。
出典:中華民国外交部領事事務局ホームページ(台湾人→外国、外国人→台湾入国)より作成
印刷向けpdfデータはこちら。
色がついているのは、イギリス、フランス、オランダ、デンマークとかの海外領土等だよ。
個人的にはこういうのを場所数としてカウントするのかは微妙だなと思っている。
セント・マーチン島は一つの島で、南はオランダ、北はフランスの海外領土なんだけど、
前は南側のみビザなしだったけど、今回は北側もビザなしになったというのは――朗報なのかな……
これも場所数としては2つなんだろうけど、この表では1つにしてみた。
ビザなしという意味が、事前手続なしにいきなりその国に入れるということを意味しているのなら、
アメリカは事前手続は必要だから、これをビザなしと言えるのか微妙だし、
オーストラリアはビザありとはいっても、アメリカのやっていることとどう違うのか微妙な気もする。
それで、台湾のビザなしで行ける外国は多いのか少ないのかということなんだけど、
ビザランキングとして有名な、The Henley & Partners Visa Restrictions Indexなるものがあって、
2012年に出された直近のビザランキングによれば、日本は165、台湾は120ということになっている。
トップはデンマーク169で、アメリカ166、韓国160、香港147、中国41、北朝鮮39、アフガニスタン26が最下位という感じ。
台湾は結構健闘しているんじゃないかと思うんだよね。
台湾のビザ傾向を見ると、島嶼部が多く大陸に弱い、欧米に強くアジアに弱いので、
つまり、欧米には気楽に行けるようになったけど、実は自国の御近所さんはそうでもないんだよね。
この先、台湾がビザ免除国をふやすに当たっては、アジア重視が重要かなと思う。
このトピックをつくり始めた目的は、台湾人にとってはビザなしの国が少ないということだったんだけど、
今となれば、ビザなしで行ける国がふえたので、このトピックが果たしてきた役割は、もう終わりかなと思っている。
今後、ビザについて大きな情報変化がなければ、続編はつくらないかもしれない。
ウィキペディアにも似たようなトピックがあって、それらも参考にできると思うので、案内するね。
中華民國公民簽證要求(中国語)
日本国民の査証要件