台湾人と会って、別れるときにどう言うかなんて、
多分こんなの、このブログで紹介せずともわかることだろうと思うけど、
一般的には「再見」(zai4jian4)だよね。
これとは別に、親しい人に言う言葉としては「拜拜」もあるよ。
「拜拜」は声調としてはbai4bai4だろうけど、日本人と同じ感覚で発音される。
フォーマルではないイメージでは日本語と同じだろうけど、
日本語のバイバイよりも幅広く使える気がする。
もちろん、「再見」「拜拜」ではないやり方もあるよ。
例えば、「我回家了」「我回去了」「我先走了」とか言って手を振れば、
それだけでお別れのあいさつになるわけで、
その後さらに「再見」と言うまでもないみたいね。
あるいは、時間+「見」という言葉を中国語の授業とかで講師は使わないだろうか。
これはいろいろバリエーションをつくれて、
「明天見」「後天見」「下週見」「下個月見」「明年見」などなど、挙げていくと切りがない。
授業ではきっと「再」を省略して説明するんだろうけど、
実は「下個月再見」「明年再見」というふうに、実際には入れても構わない。
ここまで書いておいてだけど――
「さよなら」という音自体は台湾でも有名で、この音でも通じる。
これは台湾語に「さよなら」があるということもあるけど、
台湾で有名な「莎喲娜拉.再見」という小説の影響もあるかな。
この小説に出てくる日本人は売春目当てで台湾に来ているという設定なので、このブログを見ている人が読むような内容かはよくわからない。
いずれにしても、「さよなら」の漢字の当て字は幾つか候補があるんだけど、
この小説の影響で、「莎喲娜拉」という当て方はよく知られるようになっているよ。
「台湾にある日本語からの外来語」「さよなら (再見)」(中国語)も見てね。