幾分か選挙シリーズは飽きてきただろうと思うけれども、
情報は急激に色あせてしまうから、やっぱりしばらく続けるね。
今回は台北市以外にも出向く機会があって、台湾各地で選挙宣伝を見たんだけど、
選挙宣伝にある総統候補の写真はどれも同じように見えてくるんだよね。
だから、ツーショットっぽい写真は、もしかしたら合成しているのかなという感想を持って帰ってきた。
ただ、今検証してみると、一部はそうかもしれないけど、でも、そうでもなさそう……なのかな。
そもそも大型広告物で合成するというのも、随分チャレンジングなことかもしれないよね。
こちらの候補者の方は、似たようなポーズで同じ写真っぽかったんだけど、
ガッツポーズの位置とかで微妙に違いはあるし、
候補者同士の手のつなぎ方とかを見ると、合成はちと無理そうなものもあるね。
ただ、こちらの候補の方は、写真の表情やポーズがどれも似ているのか、あるいは同じように見えてしまう。
私には右側2つ、左側2つは同じように見えるのだが、でも目線と口元のひき方で違いがあるんだということはわかる。
なお、後者の候補の方は場所によって服装を変えているのが興味深いね。
これはエリアによっての選挙対策なんだろうか。
こういうのは日本にはないよね。
特に後者の候補のことだけど、
こういう写真をたくさん見てから、テレビで実物を見たら、写真より実物の方がよく見えたよ。
日本の選挙ポスターの場合は、むしろ、実物とのギャップに幻滅する方が多い。
候補者写真は有権者に訴える大事なアピール材料なんだし、改善の余地があるのではないかと思う。