以前、台湾の運転免許の試験問題の珍問題ぶりがおもしろくて、紹介したんだよね。
台湾の運転免許筆記試験珍問題　その１
台湾の運転免許筆記試験珍問題　その２

これが、最近見に行ったら、随分すごいものにかわっていたので、
「珍問題」という言葉を外して紹介するね。

どうすごいものになっていたかというと、
問題の翻訳の質が著しく向上したということと、
ネットでの模擬試験もできるということだよ。

まず、問題集については、下記のサイトで見ることができるよ。
「汽機車駕照筆試題庫下載」
http://www.thb.gov.tw/TM/Webpage.aspx?entry=190
「日文」のところをクリックすると、問題集が出てくる。
わかっていると思うけれども、自動車は汽車、バイクは機車なので、それを選択する。
「是非題」はマル・バツ問題、「選擇題」は三択問題なので、やりたいものをクリックする。

ちなみに、「機械常識」というカテゴリーは二種免の問題なので、スルーしてもいいだろう。
見ると、台湾の二種免はこんなものまで出題されるのかという目線で普通に驚くかもしれない。

これらで若干の知識を得たら、いや、得なくても……
模擬試験をやってみてから対策を練るというのでもいいかもしれない。
交通部公路總局汽機車線上隨機模擬考系統
http://driversimtest.thb.gov.tw/DriverSimTest/mocks/index.do

運転免許の試験は、自動車でもバイクでも40問あって、85点で合格。
配点は、1問2.5点。34問でクリアということらしい。

試しにやってみたら模擬試験の結果は――90点で一発合格だったよ。
簡単簡単とたかをくくっていたけど、意外にやるなあというのが私の感想。
でも、日本のように、ひっかけがあるだろうあるだろうという疑いの気持ちを持たずに、
道徳心に任せて素直に取り組んだ方が点数は取れるような気がする。
若干翻訳に難はあるものの、日本の試験のようなレトリックに翻弄されるというものではないから安心だ。
　
（模擬試験サイトからのスクリーンショットです。この見せ方に問題がありましたら、取り下げます。）

ちなみに、この模擬試験であるように、音声の試験もあるみたいで、
外国人の場合は、二回以上不合格したら、口頭の試験選べるんだって……
きっと非識字者に対する対策なんだろうけど、
日本語の試験は、ヒアリングの方がむしろ難しいんじゃないかと思うね。