前回の「台湾の選挙運動の宣伝材料 その2」で、選挙運動ではのぼりがかなり使われていることを書いたんだよね。
選挙のぼりはどこにでもよく見られるんだけど、
きっと我々観光客が見たい形のは、沿道や歩道橋に立ち並ぶ様子かな。
一番右のは、空き地を有効活用したというべきか、ある意味ミステリーサークル的で、もう完全に趣味の域に入っている。
選挙のぼりをせっせと取りつけている人を発見したんだけど、
写真を撮った時間は夜の9時ごろで、御苦労なことだと思う。
選挙のぼりは総じて秩序よく配列されているので、それなりに美観は意識しているのかもしれない。
ただ、場所によってはテープでぐるぐる巻きといったすごい固定方法がされているので、
これを剥がした跡がべとべとになったりして、相当施設が傷むだろうなという気がしないでもない。
ところで、選挙のぼりの旗竿は、竹でできているんだよね。
これほどまでに選挙のぼりを立てるということは、
のぼりの布の生産もさることながら、旗竿となる竹の棒の調達も必要ということだよね。
そんなことを思っていたら、細い竹を大量に積んだトラックにも遭遇したんだよね。
完全に積み荷があふれていて、積む前に加工した方がいいんじゃないかという気がしたけど、
何か物すごくインパクトがあったので、ついでに紹介しておくね。
私は、台湾の竹林をなかなか見る機会がないんだけど、
台湾のどこかに、選挙のぼりの旗竿を供給できるだけの壮大な竹林があるのかな……
「台湾の選挙運動の宣伝材料」も見てね。