漢字だから読めそうではあるんだけど、なかなかうまく読み切れないものに、ショッピングの表示というのがあると思う。
何かお買い得そうなんだけど、よくわからないということはないだろうか。
例えば、観光客がよく見るものとしては――
買1送1というのがあるよね。1つ買えばもう1つということだよ。
買2送1とか買2送2とか、バリエーションがあって、よく見るものかな。
「送」というのはただでプレゼントということかな。
第2件半價とかいうのもある。2品目は半額ということだ。
第2件3折とか第3件6折とか、バリエーションはさまざまだよね。
この「折」というのは、割引ではなく掛けのことなので、計算の構造がいつもと違うことに注意してね。
「台湾の掛け、日本の割引」も見てね。
滿千抵百というのもある。これだけだとわかりにくい言葉みたいなので、
そのそばに解説もついていたりする言葉みたいなんだけれども、
要は、お買い上げ額が1000元になったら100元値引きすること。1割引きということかな。
滿千折百とか、滿千送百とか、滿千贈百みたいなバリエーションもあるみたいだ。
いずれにしても、こういうお買い得な販売戦略というのは、
どれも基本路線として、たくさん消費することでお得感をあおるということは共通して言えるかな。
日本人はそれほどたくさん買わないと思うけれども、日本でもこういう国民の消費をあおるやり方がふえていってもいいのかもね。