台湾の壁面緑化

台湾の街角を歩いていると、壁が植木になっているものがある。
 
日本だとゴーヤーとかつる系のものを壁にはわせるというけど、
この壁面緑化は壁に植木鉢ユニットをはめ込んでいるという感じで、
しかも、工事中の目隠しの壁みたいなところが緑化されていることが多い。

台北市の条例によれば、緑美化ということで決められているみたい。
工事現場の隣接している、10メートル以上の幅のある道路、公園、広場等では半分以上の緑化が決められていて、
例外はあるけど、緑化しないと罰金もある。

緑化の方法も、造花ではだめで、生きたものを密集させた形じゃないといけないとか、
道路隣接の場合は緑化壁は高さ3メートル、その他では2・4メートルとかが決まっている。
まあ、決まっていなければ、どこもかしこもこんなに秩序立った緑化はできないだろうね。

こういう緑化というのは、2010年から2011年にかけて行われた花博限定と思っている人もいるらしいけど、
政策的として恒久的に進めていこうということみたいだね。
花博にも、確かに壁面緑化はあったよ。
 

台北市に条例があるということは、ほかの都市にもそういうのがあるのかもしれないね。