以前、「台湾の選挙運動の宣伝材料」では、選挙の応援バイクは紹介したんだけど、
今年1月にあった選挙では、選挙カーを見る機会もあったので、それを紹介するね。
日本で選挙応援のために使う車というと、大型の街宣車とかもあるんだけど、
台湾で見た選挙カーは、どれも小振りなトラックの荷台を改造したようなものだったよ。
日本と違って、選挙カーは何台出してもいいんだろうから、質より量勝負なのかな。
車をステージに車上で候補者が演説会をするとか、そういう発想はないから、そういう小振りな車なのかもしれない。
スタンダードなのは、青いトラックに選挙宣伝を施したものだよ。
こういう選挙トラックには、政党名、候補者の写真、候補者名、投票番号などが書かれるよ。
別に選挙カーに限ったわけではないけど、投票について細かく指南するものもある。
ちなみに、赤字の番号については、「台湾の選挙と立候補者の番号」も見てね。
番号の上にある赤丸のマークについては、投票する際に使用するスタンプの模様だけど、「台湾立法選挙の投票方法」「台湾の選挙の投票ミス」も見てね。
そのほかにも、選挙宣伝のための車というわけではなくて、
各種政党の支持者が、自家用車にのぼりや小旗をつけて独自に応援しているんだろうなというようなものもある。
ここまで選挙熱心な人がいるというのは、ある意味うらやましいというべきか、
どうしてなんだろうという不思議な感じがするんだよね。