台湾の踏切通過 その1

台湾では、運転免許を取るときに、踏切でとまれとかそういう指導はないような気がする。
日本では、踏切では窓をあけて耳を澄まして左右見て……などという、若干芝居めいたことをしないと、仮免もとれないこともあるよね。
免許を取ってからも、そこまでやらないにしても、しっかり教習所での言いつけを守ったりするよね。
それに引きかえ、台湾人の踏切に向かう姿勢は果敢だと言うしかない。

余りいい品質ではないけど、動画も撮ったので、これも紹介するよ。

ちなみに、ビデオで撮った箇所は阿里山の嘉義駅で、当時は電車の営業はとまっていたので、これらの車両が安全を配慮していないとか、そういうわけではない。
ただ、こういうのが標準的な台湾の車両の踏切通過の方法だと思うので、載せてみている。

ということで、台湾では、踏切の前で車両はとまらないという前提で動いているので、
踏切を前にしてとまってしまうと、クラクションを鳴らされるどころか、
後から追突されてしまう可能性もあるということだよ。

「双線以上電化鉄道踏切」の標識。

「聴看停」だから、聞こえたら、とまって耳を澄ませろということだろうけど、
聞こえなかったら、そのままスルーでいいということなのかな。
――と思いきや、それは右から左に読むそうで、「停看聴」だそうだ