台湾の祝日 その3

以前、「台湾の祝日 その2」を書いたときから5年が経過して、
去年の今ごろだけど、台湾の中での祝日についての規定がなされたみたいなので、それを紹介するね。

具体的に台湾の祝日は何かというと、規定的には以下の表のような感じになる。

  日付(赤は旧暦) 紀念日または節日の名前 紀念日 節日
1月1日 中華民国開国紀念日  
12月末 農暦除夕(旧正月前の大みそか)  
1月1日 春節  
  道教節  
1月2日 春節の連休  
1月3日 春節の連休  
2月28日 和平紀念日  
  3月8日 婦女節  
  3月14日 反侵略日  
  3月29日 革命先烈紀念日  
青年節  
4月4日 児童節  
4月4日 民族掃墓節(清明節)  
  4月8日 釈迦誕生日  
(休) 5月1日 労働節  
5月5日 端午節  
  7月15日 戒厳令解除紀念日  
8月15日 中秋節  
(休) 9月3日 軍人節    
  9月28日 孔子誕生日  
教師節  
10月10日 国慶日  
  10月24日 台湾国連憲章実施日  
  10月25日 台湾光復節  
  11月12日 孫文誕生日  
中華文化復興節  
  12月25日 憲法紀念日  

台湾にも法定の各種紀念日(記念日)があることはあるんだけど、
それは、文字どおり各種祝賀行事を行う日であったりして、国民的に休む日に指定されていないのが特徴かなと思う。政治的な意味合いが強そうね……
そういう意味では、法定の各種節日の方が国民が休む日になっている気もするけど、そうじゃない日もある。

台湾の祝日というのは、トピックとして書きにくいなと思うのは――
紀念日(記念日)と節日があって、その祝日によって休みなのかどうかが異なること、
もっと言えば、その祝日によって全員が休みじゃない休みというのがあること、
時の為政者によって休みが突然変わったり決まったりすることがあること
あとは、太陽暦と太陰暦(農暦)とで休みが入りまじっていて、
太陰暦(農暦)があるために、年によって日取りが異なること、
――などなどが原因かなと思う。
日本と違って、祝日が休みにならなかったり、日付を何ともすっきりと言い切れない部分があるのよね。

「記念」と「紀念」」も見てね。

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