辛亥革命武昌起義紀念館を見る

今回は本当の意味での台湾コンテンツじゃなくなってしまうけど、――
先月、湖北省にある辛亥革命武昌起義紀念館なる場所に行ってみたので、その写真を載せてみるね。
ネットとかでは辛亥革命博物館となっている場所だよ。

日本の新聞でも報道されているから、さすがに情報に疎い人でもわかり始めてはいるだろうけど、
ことしは1911年の辛亥革命から100年を迎える記念すべき年なのだ。
台湾の元号は1911年から刻まれ始めているし、
台湾の建国記念日である国慶日の10月10日とは、
1911年の10月10日の武昌蜂起にちなんでいる。

この記念館だけど、かつての武昌蜂起後に中華民国軍の政府が置かれたところで、会議室とか執務室とか講堂とかが展示されているよ。
  
建物の外観自体はそんな時代感を感じさせない、妙に重厚感のないきれいさを保っていて、ちょっと不思議な気がするのは、修復への考えの差かな……
あと、有名そうな文章も展示されていたけど、この文章自体を台湾人が特に教科書で習うようなものじゃないみたいね。

展示については、辛亥革命において日本と台湾でどのようなことが準備されてこのような革命に至ったのかというところではなく、
したがって、辛亥革命博物館というより、武昌起義紀念館と呼ぶにふさわしい展示ではある。

建物の内外では、さすがに台湾の国旗があるわけではないか……
あったのは、赤地に黒と黄色を使った星のようなものをあしらった旗だったよ。
 
これは武昌蜂起当初に使っていた旗みたいで、さすがの台湾人も詳しくないと知らないと思うよ。

唯一、台湾でも見かけそうなものは、建物の外にあった孫文像と、その下にある国民党のマークかな。

国慶日に関連しては、「雙十節のマーク」も見てね。
孫文の銅像に関連しては、「学校と蒋介石の銅像」「慈湖紀念彫塑公園で蒋介石&孫文の像を見る」「台湾の国章」とかも見てね。

コメント

  1. Unknown

    請google「鐵血十八星旗」。