台湾と地震

9月1日のことしの防災の日だったね。
さすがに半年前があんなんで、実際に起きてしまったので、これまでの訓練のやり方では何かが違うという気持ちになったかもしれない。

台湾には、日本の防災の日に相当するようなものは、なさそう。
個別的にはいろいろあるんだろうけど、台湾人が国民的にそこまでの意義づけをして国民総出で訓練しているものはなさそうだよ。
むしろ、類似のものとしては、台湾の防空演習というのはある。

台湾も地震国であることは、知っているよね。
1991―2006年の統計では、平均で年間1万8500回も地震が起きているというから、
1日当たり50.6回、結構起きていることは間違いない。

地震情報は、例えば台湾の中央気象局のページで見ることができるよ。
こうやって見ると、台湾でもじゃんじゃん地震が起きていることがわかる。
とはいっても、日本の地震が尋常じゃないので、比較すると少ないと思うけどね。

なお、台湾気象局のサイトで掲載されているような、地震に番号づけをしていたり、「小區域」としてみたりするのは、別に普通に聞かれるような情報ではないから、スルーしてもよさそうだよ。

台湾で地震が起きたときにも、テレビを見ると、それなりの情報は出てくる。ただ、日本のようにシステム化しているものは期待できないみたいだ。
ただ、報道によると、ことしの10月から台湾でも緊急地震速報が供用開始になるらしいから、今後はまたちょっと地震に対する情報提供も違ってくるのかもしれない。

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