台湾の試合の順位づけ

ふと、何かで一等賞を取ったのだろうと思われるトロフィーや盾を見ていると、
日本では優勝などと書いてあるところに、台湾は軍という言葉を並べている。
  

台湾では、試合とかコンテストとかの順位づけは、以下のようになる。
冠軍(guan4 jun1)
亜軍(ya4 jun1)
季軍(ji4 jun1)
殿軍(dian4 jun1)

TVチャンピオンは「電視冠軍」と翻訳されているから、
「冠軍」は見たことがあるかもしれないね。
「亜」とか「季」については、何位かをにわかに判別できないね。

4位までの言葉は存在するけど、そのときの順位づけの必要に応じてどこまで使うかはかわってくる。
4位に当たる殿軍があることは、台湾の順位づけは殿軍までの順位を常に決めているという意味ではないよ。

あと、殿軍といえば思い出すのは「しんがり」だろうけど、殿軍は順位の最後、びりの順位を示すものではないよ。
殿軍の後にも順位はある、第5位以降もあるというイメージだよ。

ちなみに、日本語でいう「優勝」という言葉は台湾にはないわけじゃないけど、
ランキングを示すというよりも、勝ったということを示す言葉として使われるよ。

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