素食は食品表示にもなっているということを前回書いたんだけど、
では、実際に、加工食品のパッケージでどのようになっているかというのを紹介するね。
素食の食品表示は、大体が成分表示とかのところにあったりするけど、
もっとでかでかとパッケージに掲載されていることもある。
でかいということは、商品を買わせる一つの訴求力になっているということかな。
「純素」「全素」は、基本的に薬味系を除く植物系のみ。
個人的な印象だけど、「純素」よりも「全素」表示の方が多く見る気がする。
「蛋素」、「奶素」、「奶蛋素」、「植物五辛素」と全部そろえたかったけど、あいにく「奶蛋素」はないよ。
当然だけど、姉妹品でも内容物が違えば、表示も違うよ。
写真の中にパッケージに書いてある日本語がいかがわしいのもあるけど、もし、日本のものと産地偽装する意図があるのであれば、素食表示は抜いた方がいいだろうね。素食表示がある段階で、もはや日本のものではない気がする。
ちなみに、素食じゃないものについて、「非素食」「非素食品」となっているのもある。
こんなわけで、台湾の素食世界は意外に深いので、
我々はこういう事情が隣の国であることを少し理解する必要がありそうなんだよね。
ここを一工夫するだけで、台湾人向け市場が広がるかもしれない。