「台湾と地震」も見てね。
台湾では地震が起こりやすい場所というのがあって、
例えば、花蓮はよく地震が起こる場所として知られているよ。
逆に、台北とかはそれほど頻繁には地震が来なかったりする。
だから、台湾といっても、住んでいるエリアによって、地震に対する備えや知識も違ってはきているというのはあるよ。
台湾では、マグニチュードは規模といい、震度は級で示すよ。
震度の基準は日本が以前使っていたものをそのまま持ってきているから、
揺れの感覚では、多少は日本人と数字的なものの感覚を共有できるかもしれない。
だから、何級の地震はちょっとやばい地震だとか、そういう数字的な感覚は共有できそう。
でも、昨今の東日本エリアのように、たび重なる地震に敏感になって、今しがた起きた地震の震度を幾つだったんだろうなどと当てっこすることはさすがにできないだろうし、
震源の深さとマグニチュード、震源地からの距離から、この地震はどうだとか評論し合うとか、そういうところはちょっと高度過ぎるかもしれない。
それどころか、この両者を混同する人もいるだけでなくて、ニュース記事で間違っているものもあったりする。
例えば、日本でマグニチュード9の地震が起これば、震度9としてみたりとか、震度とマグニチュードを混同していたりして、
そういう地震の知識がちょっとない、残念な記事も見受けられるよ。