台湾のパスポートはこんな感じ。
もう一人の書き手がパスポートを変えたそうで、資料を提供してくれた。
以前、余りにもう一人の書き手のパスポートがぼろぼろだったのを見て、
パスポートカバーをプレゼントしてあげたので、このぼろぼろ状態で使い終われたんだろうね。
外国人は余りパスポートカバーを使わないんだろうけど、もっときれいに使えばいいのにと思う残念なパスポートによく遭遇する。
表紙には、当然だろうけど台湾の国章がついている。
古いものと新しいものを比較すると、国章が小さくなって、
そのかわりに、新しいものには「TAIWAN」が追加されている。
台湾パスポートの色は、日本国公用旅券より深緑がかった感じ。
無理だと思うけど、今後公用旅券を見かけたら、色みを比較してみたい。
サイズは、これは同じ規格なんだろうね、日本のものと同じだよ。
中をめくると、スタンプを押すVISA部分に、台湾の風景が刷られている。
写真のものは台北101だけど、ページごとに絵柄は違うよ。
古いタイプのものでは中華民国の透かしが入っているだけだったので、新しいものは妙に斬新だね。
台湾の風景については、外務大臣(外交部部長)要請文のページやICチップのページにも描かれている。
(せっかくなので、写真では、日本と台湾のものを比較してみる。)
パスポートに出ている場所が全部わかるようだったら、なかなか台湾に詳しくなったと言わなければならないけど、
さすがに、どのページの絵がどこを指しているかというのは、全部はわからないね。
ちなみに、ICチップページは、日本のものは中央だけど、台湾のものは一番最後のページだよ。
そのため、日本で売られているパスポートカバーがはめにくく、外しにくくなってしまった。
当然といえば当然だけど、台湾の身分証明書番号はパスポート番号とは同一ではないよ。
だから、パスポートに記載されているのはパスポート番号であって、
写真がついている記載事項欄に身分証明書番号の記載はないよ。
とはいえ、写真ページの下2行の機械読み取り部分にはしっかり記載されている。
一番下の行の連続した英数字の情報は、いまいちよくわからない数字もあるけど、
パスポート番号、国籍(TWN)、生年月日(YYMMDD)、性別(M/F)、(下一けたの数字)、有効期限(YYMMDD)、(下一けたの数字)
日本のパスポートはここで終わりだけど、
台湾のパスポートには、この後にも番号があって、それが身分証明書番号だよ。
身分証明書については、たくさん書いたので、よかったら見てね。
「台湾人の身分証明書」「台湾の身分証明証番号」「中華民国国民身分證(表)」「中華民国国民身分證(裏)」「台湾人の統一編號」