最近、台湾当局による、日本人の台湾意識調査が出たので、これを紹介したい。
前回の2009年のときは日本側のものも同時に載せてみて比較を試みたけど、
今回は恐らく日本側は統計どころじゃなかったんだろうな……
というわけで、2009年と2011年に出されたこの調査をもとに、
日本人の台湾への関心度についての変化の一部を紹介してみる。
台北駐日経済文化代表処「台湾に関する意識調査」(2011年5月18日~5月23日)ニールセン社
http://www.taiwanembassy.org/jp/ct.asp?xItem=89730&ctNode=3522&mp=202
PPT版
「あなたは現在の台湾と日本の関係は良いと思いますか、悪いと思いますか。」
この統計は、時あたかも震災後、台湾の国を挙げての日本に対する同情が知られてきた時期を反映しているとも言える。
日本国内は大変なことになっていたけれども、人様の振る舞いは意外によく見ていたということか。
数値はかなり過大な値かもしれないと私は思うけど、この数字をうまく利用して日台の関係がいい方向で進むこともあると思う。
前回の統計でもそうだけど、台湾人の反応はもっとあっさりしていたので、
逆に、そのあっさりかげんに日本人が落胆しないかが心配でもある。
今回は、どの指標でも数値がふえているということがチェックできたところで、
ちょっと長くなったので、次回に続く。
2009年時のトピック「日台の「外交に関する世論調査」のような調査結果より その1」「日台の「外交に関する世論調査」のような調査結果より その2」も見てね。