台湾の、公共施設の中に、
この手のディスペンサーが鎮座しているのを見たことがないだろうか。
これを日本語でどう言うのか、温水器?ウオーターサーバー?給湯器?温冷水用ディスペンサー?――寡聞にして知らない。
ただ、台湾では、飲水機(yin3shui3ji1)というらしい。
こういう機械は後で外部のパイプとつながっていたり浄水機能がついたハイパーなマシンだよ。
日本だったらウオータークーラーがありそうな場所に、
台湾では意外にこういうディスペンサーがあるように思う。
したがって、普通は人通りのあるところに置いてあるわけで、
マイボトルを持っていけば、それに飲み物を満たせるということだ。
コップが常備されているわけではなさそうなので、ディスペンサー仕様のものは、基本的には容器を持っていないと使えないし、飲めない。
飲水機はお湯も水も出てくるようになっている。
ただ、日本によくありがちなようにお茶が出てくるようなしようにはなっていないと思うよ。
いずれえにしても、日本人だったら、注意深くディスペンサーの漢字の表示を見てボタンを押せば、必要なものが出てくる。
ちなみに、飲水機というと、おなじみの、外観が白く樹脂でできているようなもので、赤と青のコックを曲げるとお湯なり水なり出てくるようなシンプルタイプのものもある。
さらにいうと、自分で水を補充しお湯も沸かせる卓上型のものは開飲機というらしい。