新年があけ、この1月1日で台湾は民国100年を迎えたよ。
民国は、歴史の教科書にあるように、1911年、孫文が辛亥革命を始めてはや100年がたったということだよ。
――日本国内ではそれほど強く報道されていないから、気づいていない人もいるかもしれない。
民国は1912年から始まるわけで、民国元年=大正元年だということは、「台湾の元号」にも書いた。
つまり、明治生まれのお年寄りはもう100歳を超えるということだね。
そこで、一番気になっていたのは、食品の賞味期限表示(or製造年月日表示)はどうなるのかなということ。
2けたで表示していたものが3けたになって、都合が悪くなる事例もあるのかなと思ったんだよね。
表示を民国にするか西暦にするかについてはメーカーごとに対応が違っていて、どちらも存在している。
しかも、売り場によっては、民国、西暦表示の両方が同じような割合で混在していることもある。
下の写真の飲み物は同じシリーズなんだけど、そろってないのはなぜなんだろう……
2011年とするものと100年とするものとの両方がある。
これまでは、民国表示の方が多かった気がするから、民国だけを気にしていればよかったんだろうけど、
これからは、混在していくんだったら、両方を覚えていかないといけなさそうだね。
ちなみに、西暦と民国の換算は、厳密には1911を足したり引いたりするんだろうけど、
そこまでしなくても、11を足したり引いたりして見当つければいいよ。
西暦=民国11
西暦11=民国