日本人が中国語を習うと、早い段階で「够」(gou4)という漢字を見るけれども、
台湾ではそうではなくて、「夠」(gou4)を使うよ。
簡体字で使う「够」(gou4)はあくまでも異体字という扱い。
「夠」(gou4)は、ある程度のレベルに達しているという意味。
日本語で「足りる」という意味のときでは、恐らく「夠」を当てられる方が多いかもしれない。
足りるというと「足」(zu2)も思い浮かぶけど、こちらは、乏しくない、貧しくないというニュアンスがあって、若干違いがあるように思う。
足りているということでは、ほかに両者組み合わせた「足夠」(zu2gou4)なる言葉もあるよ。
「多」という漢字は日ごろ目にしているんだけど――
日本語としては「多」「移」「夥」というふうな、「多」はつくりの方に出てくるのしか見ないんだよね。
したがって、「夠」という漢字が出てくると、
左右がどちらかわからなくなるような、本当に奇妙な漢字に見えるんだよね。
台湾人にとっては日ごろから見ているからこういう違和感はないのかな。
すみませんが、「足」は中国語で「zu2」を読みますよ。
左右が逆といえば
思妤様、お久しぶりです。
この夠という漢字、確かに「多」と「句」のどちらが右か、ふとわからなくなります。日本では殆ど使わない字ですのでなおさらですね。
あと、日本でいう「隣」の字も、台湾では左右が反転して「鄰」ですよね。どこで反転してしまうのか不思議に感じます。
同じでしょう
中国語には「隣」と「鄰」の意味が同じで字が違うです
主には「鄰」です
今気ついた 日本語の隣と中国語の鄰とは違うこと
ずっと 同じと思いましたよ
「夠」はね
「もういいよ」この意味もあるよ
例えば喧嘩の時 これ以上はもう続いたくないの場合
「もういいよ><」
中国語は「夠了]というです
物の足りるとは別 気持ちの足りるもある
(notmeさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
訂正しました。どうも済みません。
次回は、せめてブログの感想ぐらい書いてくれればと思います。だめですか?☆☆☆
(Gontaさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
どうして反転してしまったのかわかりませんが、この字を手で書くときには確認をしないと不安になりそうです。
それから、確かに「隣」の字もそうですね。ただ、こちらは中国語ではどちらも日本語と違うので、混乱は少ないかもしれません。
簡体字の方は文字どおり省略されている「令」とおおざとを使っているため、繁体字と簡体字との間の文字の違いもありますね。☆☆☆
(カゲオさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
「隣」は「鄰」の異体字扱いなんですね。
台湾での「鄰」の使われ方は知りませんが、日本では台湾みたいに、「鄰」を地名で使うことはないですね。
それから、gouの字の方の補足もありがとうございます。
なるほど、気持ちの上での十分さにも使えるんですね。☆☆☆