台湾の郵便ポストについては、「台湾の郵便ポスト」で紹介したこともあるんだけど――
よくよく見てみると、台湾の郵便ポストは日本と違って、ポストが道路の外を向いて立っているものがある。
歩行者は車道側に回らないと郵便物をポストに入れることは難しいけれども、
恐らく路上から手紙を投函することを前提にしているということであり、
自転車やオートバイなど車道を通る乗り物からはダイレクトに入れられて便利かもしれない。
とはいえ、便利なのは二輪だけであって、自動車からは、一度おりないと投函は無理かもしれないし、
そもそもポストの前に路駐されていたら、せっかくのアイデアも意味ないものになってしまう気がする。
そうかと思えば、両面に投入口があるものがあって、
路上側からも歩道側からも入れられるタイプのものもあるよ。
ポストの投入口がしっかりしまっていないと、向こう側の景色が見られる。
日本のポストみたいに、投入口をふさぐふたが二段階になっていないんだね。
片面か両面かというのは、どうも一貫性がなく、
片側だけしか投入口がないものや両側に投入口があるものが混在しているものもあるよ。
ポストの投入口が路上側なのか、歩道側なのかという違いはあっても、一貫していることは、
ポストの中の郵便物を回収するハッチのような取り出し口は、路上側についていて、
郵便局の人にとっては便利になっているということかな。