中国語を勉強していると、珍しく読み方が複数ある言葉は遭遇するんだけど、
その中でも、「行」は何となくわかりにくい気がしている。
「行」の読み方で迷ったり、間違えたりしたことはないだろうか?
例えば、中国語でも、銀行がying2hang2だけれども、「行不行」というとxing2になる。
(「行」には、ほかの読み方もあるようだけど――我々外国人にはこの2つが重要だよね)
では、「行業」は?「行情」は?「旅行」は?「行動」は?
教科書ではどうなっているかはわからないけど――
会社、職業などの状態にまつわるもの、行列に関しては、hang2を使うかなと思う。
動作性のもの、OK&よいというようなものに関しては、xing2を使うかなと思う。
したがって、
「行業」(hang2ye4)、「行情」(hang2qing2)
「旅行」(lv3xing2)、「行動」(xing2dong4)
となるのかなと類推できる。
「行」をhang2として読むのは、会社名でよく見られる形だよ。
これは「行号」(hang2hao4)というもので、個人商店とかの看板に見ることができる。
例えば、文具行とか、五金行とか、車行とか、いろいろあるけど、これらのときの「行」の読み方はみんなhang2になる。
こう考えると、銀行は銀のお店みたいな感じだから、hang2と考えればいいのか。
「銀行」はying2hang2、その支店は「分行」fen1hang2だよ。
では、日本人の名前を中国語で読むとき、どう読めばいいんだろうか。
俊行、倫行、正行、和行……というのは、hang2か? xing2か?
多分これは全部「xing2」と読むのがより人間的なんだろうと思うよ。
列の話については「中国語で位置を言う その1」も見てね。
「分行」fen1xing2 [x]
「分行」fen1hang2 [o]
除此之外, 照我個人的認知, 「行」用在姓名的時候, 不論是日文漢字或者中文姓名, 應該都是發xing2的音
大変失礼しました
(Itemxさんへ)
こんにちはszyuです。
大変失礼しました。該当部分は直しました。
あと、個人的な考えでは、「行」を名前(姓名)で使うときは、日本の漢字であろうが中国語の感じであろうが、xing2という発音を使うべき
――ということですね。同じことを書いているので、若干安心しました。
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動詞と名詞を
名詞なら hang2です(行業,行別,行情,XX行など)
動詞なら xing2です(行動,行人,旅行など)
これでわかりやすいでしょう
まぁ、名前は例外です
「こう」と「ぎょう」
「行」の日本語の発音も複数になります。應該可以寫一篇說什麼時候念「こう」,什麼時候念「ぎょう」:)
コメントありがとうございます
(カゲオさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
品詞によって読み方が違うというのは、結構わかりやすいと思いつつも――実は、日本語の漢語の名詞というのは「する」をつけて動詞にしてしまうものが結構あることから、これが名詞か動詞かというのがごっちゃになってしまうことがありまして、もう一段の区分けが必要かなと思います。
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(cruxgazerさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
日本語の授業でも、漢音、呉音、宋音などの区分の一例として出てくることがあります。
・漢音(こう)――行動
・呉音(ぎょう)――行事
・宋音(あん)――行脚
こういう読み方の違いは単語ベースで違ってくるので単語ベースで覚えていくというのが普通の日本人がやっているやり方だと思います。
こういう語学習得ストラテジーというのを中国語を学習するときにも応用はできて、中国語の「行」についても、ルールを覚えるのではなくて、単語ベースで発音を覚えようとしている人もいると思います。
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