台湾のお墓 その3

台湾での占いについてはこのブログでは取り上げにくいテーマなので書かない、書けないんだけど――
台湾ではお墓の場所を風水などの占い(というと一部の人は反発するかもしれないが)に基づいて決めることがある。
風水でいい場所ということになると、それは風光明媚な場所ということももちろんあるわけで、
そうなると、美しい観光地のその近くにお墓があっても全然おかしくないんだよ。
そうやってお墓の位置を決める人たちがいっぱいいれば、おのずとある地理条件の場所に墓は集中する。

道路を走っていて台湾の墓場をたくさん見てきたので、そういう一例を紹介してみようと思うよ。

山道は夜は街灯がないんだろうから、走っているときに墓場の存在に気づいたら、多分怖いんじゃないかなという感じだ。
  

山道だけでなく海沿いの道も、条件がよければお墓があらわれる。
 

ちなみに、九份(九フン)というのは日本人の観光地として有名だけれども、
そこからほど近い場所には墓がいっぱいあるということは御存じだろうか……
  
それ以前の話として、九分に行く途中の道路でも、そこかしこにいっぱいお墓を見るよね。
これらのお墓を見たい場合、一たん車道に出て、観光エリアになっている場所よりさらにもっと上っていくと着く。そんなに遠くないよ。

ちなみに、写真で示したようなお墓の形態の場合はどれも土葬の墓だよ。
では、火葬したらどういうものかというのは――今度見に行く機会があったら紹介してみるね。

台湾のお墓 その1」「台湾のお墓 その2」も見てね。

コメント

  1. chiachia

    このテーマは暗いですね。
    もう旧正月になるので、もっと楽しい・縁起がいいテーマがいいな~
    お願いします。

  2. なぜかわかりませんが……
    (chiachiaさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    墓については、個人的には縁起ということを気にしなくなってきてしまいました。済みません。でも、書き手のテンションを気にしてもらっているのはうれしいです。
    最近、周辺に親しくさせてもらった人たちがどんどん亡くなっていくことがわかってきたからか、年を取った証拠かもしれませんが、死んでしまった人を今思い返せるのであれば、それは実はめでたいんじゃないかとか不謹慎なことも考えています。

    ところで、私が台湾に行っていた1月1日、妙に葬式をよく見ました。ほかの日は見なかったのに1月1日だけ特別に多くの葬式を見ました。ことしの1月1日は旧暦で何かに当たっていたのでしょうか、それとも単に休みだから葬式があっただけでしょうか……行く先々で遭遇する葬式風景にことし1年はどういう年になるんだろうと思ったこともたしかです。
    ☆☆☆

  3. カゲオ

    1月1日ただ休日ですよ
    台湾人として(中国人として)
    1月1日ただの休み日なんですよ
    新年は今年に2月14日(バレンタイン…)
    避けるならこの日ではないか
    葬式があってもおかしくないと思いますよ

    そういえば
    2000年から
    毎年の1月1日が世界と同じ祝い(跨年)
    ただその一日です

  4. ニューイヤーイベント
    (カゲオさんへ)
    こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
    1月1日に葬式があっても何もおかしくないようですね。

    そうですね、台湾でも、101の花火みたいなニューイヤーイベントはいろんなところでやって、好評を博しているみたいですね。
    去年は年末年始は台湾にいたため、テレビで見ました。日本の紅白を見てから1時間の余裕があってニューイヤーイベントを見られる、結構ぜいたくだなと思いました。
    ☆☆☆