複数人が同時に行動を始める言い方

複数人が同時に動作をして始めてもらうための言い方を練習しなければ、
こちらが望んだタイミングで台湾人にも行動してもらうことができないかもしれない。

徒競走とかで「いちについてー……よーいどん!」という言葉があるけど、
位置については「各就位」(ge4jiu4wei4)
用意は「預備」(yu4bei4)
どんは「起」(qi3)という。
実際に使うときには、これをまともに声調どおりに発音されることはなくて、
「預備」は低い声で、「起」は高い声でいうことで、コントラストをつけることで勢いのタイミングを合わせるみたいだ。
「預備――起」は、こういう競争や競技を始めるときに使う言葉だけど、
一般的な始めることを宣告する「スタート!」という意味での呼びかけでも使えるみたいだ。

似たような表現で、複数人が協力して何か重いものを動かすときとかに、「いくよー……せーの!」というふうに言うけど、
これは、「一二三」(yi1 er4 san1)という。
日本語の「いちにーのさん!」と言っているのと同じことで、「三」のときに行動が開始される。
ただ、「行くよ!」とあえて宣言はしないみたいなので、準備の確認の言葉はなくいきなり行動が始まるということなのかな。

シャッターを切るときに言う言葉」も見てね。