これをマカロンと呼ぶかどうかは異論があろうと思うけれども、
呼ばないとトピックにならないので、このブログではマカロンと呼ぶことにするよ。
台湾の昔からあるようなパン屋さんに行くと、
とにかく、このマカロン様のお菓子がよく並んでいるような気がする。
そして、日本では想像できないぐらいの外観と安さで販売している。
このマカロン様のお菓子は数で売らずに量で売っている。
写真のような袋詰めだと、多分一袋で100元とか、そんなレベルだよ。
このマカロン様のお菓子は、白、ピンク、茶色の三食展開だけど、
別にバニラ、ストロベリー、チョコというわけではなく、色がついているだけみたいね。
中はバタークリームが挟まっている。意外に日持ちがいいのかもしれない。
写真のものは、精いっぱいきれいなマカロン様菓子を並べてみたものだよ。
パン屋としてももっときれいに仕上げれば高く売れるだろうに、やる気がないんじゃないかというぐらい、見ばえがよくない。
はかり売りなので、2個につながっているものもあったりするし、
買った後でもお菓子を小分けをしてくれず、別のクッキーとかと一緒くたにされて渡されてしまい、そこには高級感はみじんもない。
マカロン様のお菓子は昔々から、多分ここを閲覧する人が子供のころからずっと売っているものだと思う。
これらマカロン様のお菓子は、「小西點」(xiao3xi1dian3)とか「奶油小西點」(nai3you2 xiao3xi1dian3)とか「小圓餅」(xiao3yuan2bing3)とかいうみたいだよ。
「西點」という文字列は洋菓子ということを示すみたいで、一応フランス菓子のマカロンを何とかイメージできるか。
とはいえ、実際のところは、上記のこれらの言い方はマカロン様菓子自体を指す単語ではなくて、例えば普通の小型のクッキーとも同様にこういう言い方をされる。
台湾から帰国したときに、成田のスターバックスでマカロンが売っていたので、買ってみた。
スターバックスのマカロンは1個220円もした気がする。
こうやって並べてみると、台湾のマカロン様の菓子があまりに寂しく――
台湾で、あの、あの高級なフランス菓子マカロン(見方によってフランスの高級菓子そっくりなマカロン様菓子)を大量に食べた美しい思い出が、しょぼい夢となって消えてしまう気がする。
ちなみに、上記スターバックスで売られているような「高級」マカロンも、もちろん台湾でも売られているよ。