「台北の衛兵交代式 その3」を書いてから、しばらくこのトピックはほうっておこうと思ったんだけど、最近、タイムリーになってしまったので、また続編を載せるよ。
以前、「慈湖紀念彫塑公園で蒋介石&孫文の像を見る」というのを書いたんだけど、
慈湖に行くと、衛兵交代のほか、中国人観光客が衛兵交代を見物しているのにも遭遇できるよ。
蒋介石のひつぎの場所での衛兵交代は、蒋介石を賛美する高らかなミュージックが大音響で流れ、
ひつぎのある建物の横からひょっこり衛兵が出てくる。
コンパクトなので、さくっと見たい人にはいいかもしれない。
蒋経国の方も交代するみたいだけど、あいにく見たことがないので、済みません……
儀仗兵の詰所からひつぎのある建物までの距離が遠いので、その様子を見ることができる。
左)蒋介石の方。大音響のミュージックが流れると、ひょっこり出てくる。
右)蒋経国の方の交代が終わって詰所に戻るところ。ちゃんと横断歩道を渡っていた。
この前、久しぶりに慈湖周辺を訪れたら――
蒋介石&蒋経国の2つの蒋ということで「両蒋」、両蒋文化園區などと呼ぶようになっていて、
しかも、詰所で警備をしていた兵士や、あれほどまでに大量に飾っていた台湾国旗がなくなっていたので、驚いた。
ここのブログに衛兵交代のことを書いたけれども、今後はどうなるかは、本当にわからない。
我々観光客が衛兵交代が見られるのはこれまで紹介したような台湾の北のエリアだけであって、
高雄にも儀仗兵の拠点があるみたいだけど、高雄では衛兵交代はやっていないようだよ。
ちなみに、慈湖はアクセスに相当難があるんだけど、
冒頭に最近タイムリーと書いたのは、台湾交通部観光局がこのたび、慈湖行きの定期バスを走らせるからだよ。
台灣好行のサイトを見てね。
これによれば、台湾鉄道で中壢駅にたどり着いて(電車でここに行くのはそれほど難しくない)、バス乗り場にさえたどり着ければ(バス停を探すのが難しそう)、ここには行きやすいのだ。
このサイトの画像が出ているところには一切バス停位置の案内がないのだが――バス乗り場は、桃園汽車客運股份有限公司中壢總站(中壢市中和路225號、駅を背にして左に200メートルほど直進、曲がり角のところ)
バスの間隔は平日は1時間に1本、休日は30分に1本だそうな。
この情報を使った人がいたら、このブログにコメントしてね……