総統府を見学したので、写真を載せておくね。
左側は国会議事堂、右側は総統府の写真。
日本人としては、総統府レベルの建物であろう国会議事堂と機能を比較してしまうんだけど、総統府は議会ではないので、見学するものはどうしても会見場とかがメインになるよ。
正面入口から入ると、国会の場合は広いホールがあって階段へと続くけど、総統府はそれほど広くなく、正面に孫文が見えるよ。
(左側は国会議事堂、右側は総統府の写真)
孫文の胸像のあるその階段を上がるといろいろな会見場も見られるんだけど、どうも会見場を見ていると、どれがどれだかわからなくなって、どうでもよくなってしまう……
この辺は、ガイドがいる日に訪問して、よく話を聞いた方がいいのかもしれない。
上記はどれも有名であろう部屋。台湾は有力なコチョウラン生産地だよね。立派なものが飾られている。
総統府の廊下にも日本同様に赤いじゅうたんが敷かれている。ただ、総統府のじゅうたんには模様があること、じゅうたんが隅までしっかり敷かれていること、階段には赤いじゅうたんは敷かれていないこと、そこが国会と違うよ。
何気に国会のじゅうたんのほうがふかふかしている気がする。
(左1枚は国会議事堂、右側は総統府の写真。)
あと、総統府は1階の廊下は半分屋外になっていて、そこは南国だなと思う。国会の場合は1階の廊下の両側には部屋があるところが多いから、こういう構造にはなっていないね。
こちらは、また機会があって写真を撮ることがあったら、載せることにするね。
総統府周辺を歩いて回ると思うけど、総統府は相当立派な建物で、国会に負けず劣らずの規模があるようにしか見えないんだよね。でも、実際には総統府の方がぐっと小さいみたい。
とはいえ、国会は右半分と左半分で衆参分かれているし、衆参両方に本会議場があるほか、委員会を行う委員(会)室などもあるので、両者はオフィスの部屋数としてはそれほど変わらないんじゃないかなという気がする。
高さ | 幅 | 奥行 | |
総統府(1919年) | 60m | 140m | 85m |
国会議事堂(1936年) | 65.45m | 206.36m | 88.63m |
最後に、総統府の見学の方法だけど、ガイドブックにあるようにウイークデーの午前中に行けばいいらしいけれども、
日本人観光客としては、やっぱり写真が撮りたいわけで、そうなると、写真が撮れる毎月1回日曜日に行われる公開日に見に行くといいかもね。
総統府のサイトにアクセスして、「假日開放参観」とか書いてある部分をクリックすると、その公開日がわかるよ。
ここしばらくの総統府の参観者の統計を見ていると、それほど多くの人が押し寄せているというわけではないようなので、人も少なく参観できると思うよ。
国会の場合は、写真撮り放題で自由参観するのであれば、国会開設○○周年とか△議院○○周年とか憲法○○周年などという相当特別なイベントのときぐらいしかないかな。こういう見方ができるのは5年に1回かなと思う。
ちなみに、総統府を見学するときも入口は裏手にあるというのは、国会と同様だよ。