台湾の人口密度が多いということは「台湾の人口密度」で書いたんだけど、
人口密度が多いということは、人々は集合住宅に住んでいるわけなんだよね。
したがって、台湾にはたくさんインターホンがあるんだよね。
最近の日本のマンションとかはそうだと思うけど、
台湾での一般的な形としては、建物の入り口のところにインターホンがあって、それで各住戸と連絡を取り合うことになる。
だから、直接アクセスする1階はともかく、各世帯の玄関先には余りインターホンはないみたいだよ。
インターホンはこんな感じ。
マンションの一フロアに2世帯の住戸がある形だよ。
1階は直接ドアのところにインターホンがついているか、もしくは住戸がないときもあるので、2階からインターホンが必要な住戸をイメージしてみたよ。
日本では部屋番号を押して呼び出すというのもあるけど、
台湾では、どちらかというと各世帯ごとに呼び出しボタンがあって、該当階の該当の部屋を押すスタイルというのが一般的なんじゃないかと思う。
階がふえて、同じ階に住む世帯がふえれば、ボタンもふえていく。
かつてはボタンの横の部分には居住者の名前を書いていたこともあったらしいけど、今は階表示だけで、名前は書かなくなっているみたい。
こういう呼び出しボタンだと、セールスマンがマーキングすることもできるし、空き巣に入った泥棒がマーキングすることもある。
もちろん、ピンポンダッシュみたいなことも十分やれる可能性があるよね。
こういうインターホンでわかることは、
例えば、あの建物の4階という漠然としたイメージだけでは、該当するインターホンを押せないということなんだよね。
だから、台湾の集合住宅のこういう呼び出しボタンの家に連れて行ってもらって、次回は直接来てねと言われたときには、
次回来たときにインターホンはいずれのボタンを押すべきなのか、ちょっと帰り際にチェックした方がいいかもね。
ちなみに、この呼び出しボタンを押して鳴る音は、日本のようなピンポーンという感じのものだけじゃなくて、
ベルのようにジリジリと鳴るものとか、鳥の鳴き声のようなものとか、いろいろある。