「台湾の小学生の宿題用ノート その1」で、台湾人の小学生用の宿題専用ノートについてざっくり紹介したんだけど、
中身の写真を紹介していなかったので、それを載せてみるよ。
左が国語で、右が数学だよ。
ジャポニカ学習帳を思い出してもらえればわかるけど、選ぶノートによってマス目や内容が違ってくる。
ちなみに、台湾では小学校から算数ではなくて、数学というよ。何か高度な学習をしているのかな。
それから、よく見ると、古いタイプと新しいタイプとでノートには違う部分があるよ。
クラスとか名前とかの書き方が違うんだよね。
以前は右から左への横書きだったらしいんだけど、今は左から右への横書きになっているんだね。
名前の書き始めの方向が違うだけで、開き方は両方とも同じだよ。
それから、とじ方も違っていて、古いものをよく見てみると、ところにミシンをかけたようにとじている。
中央のページを見てもらうとわかるんだけど、二つ折りにして一気にとじているのではなくて、二等分してその織り目から少しずらした中央に近い部分をとじてから二つ折りにしているんだね。
あとは、前回の記事の写真でわかるけど、裏面の「先総統 蒋公」なる文字がなくなっているんだよね。
小学生はこういう宿題ノートを使って宿題をこなすということはわかったと思うけど、
宿題をするときには、青いボールペンを使うこともあるよ。
「台湾人と青のボールペン」「台湾人学生の筆記具の変遷」を見てね。