冬至は台湾でも12月22日で同じなんだけど、
台湾には冬至にカボチャを食べたり、ユズのおふろに入る習慣がないよ。
台湾では冬至のときには湯圓を食べる習慣がある。
湯圓を食べることで、陰の気がきわまったこの日に食べることで、陽の気を呼び込むという意味があるよ。
湯圓というのは、白玉だんごのようなだんごの中に具が入ったもので、
そのまま出されるのではなく、若干味がついたお湯の中に沈んで出される。
具としては、ごま、肉、ピーナッツ、小豆なんかがある。
ごまとかピーナッツはペースト状というよりももっと緩い具が入っている。
白玉だんごと書いたけど、それとそっくりのような形状のもののほか、
ピンクとか色つきのものや小型のものもある。
ただ、色つきや小型のものには具が入っていなかったりする。
写真を載せてみたけど、湯圓は冷凍食品で売っているので、家でわざわざつくる必要もないよ。
つくり方としても、お湯に冷凍のままの湯圓をぶち込んでゆでれば完成する。
それを容器に移してレンゲで食べるだけだよ。
味やお手軽さから考えても、湯圓自体はおやつや夜食になるよ。