台湾の暦は「農民曆」(nong2min2li4)と言われているよ。
暦の字が き ではなくて、のぎ なので、よく見てね。
日本で暦を買おうとすると、高島暦とかがよく目につくけど、台湾では農民暦が結構たくさん売っている。
その本のボリュームにもよるけど、大体50―100台湾ドルぐらいで売っているよ。
暦を買おうと思ったら、本屋さんにも売っているし、新聞を売っているような売店にも置いてある。
中身を見ると、素人目には日本の暦とさほど変わらないレイアウトの暦が出てくるよ。
日本のものに比べると八卦とかの記述が多くて、九星気学に関係する書き込みは少ないように見えるし、旧暦についての記述が前面に出ている気がするけど、我々素人目にはそれらの違いやその意味も余り関係ないかな。
暦部分については、日本人でも漢字も違和感なく読めると思うから、台湾土産にもいいかもね。
日本で売られている暦との大きな違いは、
暦にはほとんどお札が挟まっていること、
日本にはないような占い情報も網羅されていること、
生活の知識、知恵の部類の情報も入っていることかな。
お札は、こんな感じのもので、日本のものと違って、赤いんだよね。
どの暦にも同じお札がついているかと思ったら、若干印刷が違っている。
このお札は、家の中の宗教の祭壇があるところに張っておくらしいよ。
正月飾りの春聯とは違うんだね。
このお札は「太歳符」(tai4sui4fu2)というみたいだよ。
ここでリンクは紹介しないけど、ネットで検索をかけるとダウンロードできるサイトも出てくるので、興味があったら探してみてね。