日本人であれば、高校の校則が許せば16歳にオートバイを取得、18歳に自動車などと考えるかもしれないし、18歳以降に自動車免許を取得してそれに附帯する原付免許で原付に乗るという考えるんだろうけど、
台湾では、日本とは違うバイク社会だし、台湾では、オートバイも自動車も免許が取れるのは同じ18歳からなのだ。
したがって、オートバイと自動車、どちらから先に免許を取るかというのは、台湾人は日本人と違う感覚を持つかもしれない。
台湾人は自動車を運転したいと思ったときは、常識的には自動車教習所に行く。それは日本人と同じだね。
台湾の自動車の免許を取れば、自動的に原付レベルのオートバイが運転できる資格も含まれている。
ただ、普通の台湾人が乗っているオートバイは125ccで、これは自動車免許では乗れない。
だから、自動車免許を先に取った場合でも、普通は別途オートバイの免許を取る人が多いんだと思う。
台湾人が一般的によく乗る125ccのオートバイの免許を取りたいと思ったときは、
常識的には、監理所という免許センターみたいなところに行って、
そこで「一発」で取ることになるんじゃないかな。
自動車の免許は免許の取得に時間がかかるので、時間ができたときに教習所に通って自動車免許を取得することになるんだろうけど、
オートバイの場合は試験で一発なので、対策さえとって臨めば、18歳を迎えるその日にも免許を取ることもできる。
ただ、大型のオートバイの場合には教習所に通わないといけなくて、これは義務づけで一発ではとれないみたいだよ。
ちなみに、台湾では免許を複数持つときには、日本の免許証のように一つの免許証に更新情報が追加されていくわけじゃなくて、運転免許証の枚数が追加されていくということになるんだよ。
だから、50cc以上のバイクも乗ってくるし車も乗っている台湾人は免許証を2つは持っているということになるんだよ。
たくさん免許を取れば、それだけお財布の中の免許証の枚数がかさんでいくのかな。
「台湾人とバイク生活」「台北の路上のバイクの様子」「台湾の運転免許証」も見てね。