台湾では、入試になると、受験者である子供と一緒に親が行くこともおかしくないよ。
それどころか、家族連れで試験会場に向かう人すらいるということだ。
これは大学入試までそういうことになっているらしい。
試験会場には親用の控え室があって、そこで待機をするらしい。
親は当日、試験会場に入ってはいけないみたいね。
受験生の親がすることは、受験生の精神的なケアということになるんだろうね。
試験が終わるたびに受験生が控え室に行き、親に激励を受けることになる。
さながらセコンドみたいな感覚かな。
受験生が勉強していれば、夏場なのでうちわであおいであげたり、
お昼どきになれば受験生のお昼を用意したりする。
試験と試験の合間に試験会場を離れて別のところに行く余裕なんてあるんだろうかと思うけど、
例えば、これは台湾の大学入試の試験時間表だけど、結構試験と試験の間に時間の余裕があるんだよね。
1日目 | 2日目 | 3日目 | ||
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午前中 | 8:40-10:00 | 物理 | 文系数学 | 歴史 |
10:50―12:10 | 化学 | 国文 | 地理 | |
午後 | 14:00―15:20 | 生物 | 英文 | ― |
16:10―17:30 | ― | 理系数学 | ― |
私にはこんなプレッシャーがあったら、かえって試験に影響しそうだけど、
もちろん、自分一人で試験会場で試験を受ける人もいるよ。
ちなみに、これは入学試験に限ることのようで、各種資格試験ではこのような現象は起こらないようだよ。
それだけ、受験生の家族もこの試験にかけているということのあらわれなんだろうね。
台湾の大学入試の時間表
この時間表を見て、日本人の感覚からすると、
2日目に主要科目が全て固まっていて、
その日が勝負だと感じます。
1日目の理科と3日目の社会(ともに日本式の呼び名)は、
全科目必修なんでしょうか??
もしそうなら、台湾の試験範囲は非常に広くて大変だと
言えると思います。
時間表を見て、こんなのあったなと懐かしい感じがします。
私はいわば「文組」、つまり文系を受験するので、
二日目と三日目だけ試験に行きます。
もちろん、選べる学科も文系(文・法・商・設計)のに限られています。
ちなみに、理系の人は1日目と2日目だけです。
だがら、共通科目(国語・英語・数学)は2日目に持ってきたわけです。
友人の一人は頭のいい人で、
3日間連続受験を受けていました。
私なら絶対無理です・・・
Sakuramomiji様
あ、そういうことなのですか。
説明ありがとうございます。
てっきり日本で言うところの「大学入試センター試験」の台湾版で、
基本的に5教科全てを受験しなければならないものと思ってましたが、
むしろ共通の2次試験(大学、学部で必要科目が異なる)と理解した
方が近いのでしょうね。
コメントありがとうございます
(Gontaさんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
大学の中で全日程の科目が必要な大学はないようです。理系学部、文系学部の必要科目は日本よりも厳格に理系科目、文系科目に分けられているようです。大学の中でも必要科目というのは決まっているそうで、それの中の勉強をすればいいみたいですね。
なので、台湾の入試はセンター後の二次試験をセンター試験しているみたいな感じみたいですね――混乱した言い方で済みません。
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(sakuramomijiさんへ)
こんにちはszyuです。いろいろ教えてくださって、コメントありがとうございます。
受験科目によって行ける学部が限られているというのは、日本でも同じですね。ただ、日本の国立の大学であれば、確か理科も社会も受験しないといけない学校は結構あったと思います。そういう意味では、台湾の方が理系、文系の必要科目がより明確になっている部分があるんですね。
このあたりの話は、またいろいろな発想が思いついたら、ブログにテーマにしたいと思います。アイデア、ありがとうございます。
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