台湾に防災訓練はないよ。
あんなに地震があるから、地震記念日というのはあるようなんだけど、
台湾に防災の日というのはないようだ。
ただ、台湾には防空演習はある。
防空演習は、空襲警報が発令されて、それぞれが行動するというものだよ。
サイレンは甲子園で試合終了後に鳴るような音のもので、
15秒―5秒―5秒が3セット、115秒鳴らされる。
空襲警報が解除されるときは90秒鳴る。
音については、「内政部警政署」に音声データがあるので、興味があったら確認してね。
たまにはテストで鳴らすときもあって、そのときも連続90秒鳴ることになる。
このサイレンは警察が鳴らすようなんだけど、警察の派出所ではこのサイレンを毎日音量低目に試運転しているようなので、付近に住んでいれば毎日サイレンを聞くこともできるようだ。
空襲警報のサイレンが鳴ったら、外にいる人は、建物に入らないといけないことになっている。
外にいる人が空襲警報を無視した場合は、罰金を課される。
車を運転している人は、車をとめないといけない。警察や憲兵が出てきて交通整理を行う。
建物の中で何かをやっている場合は、特段やることもないみたいだけど、
例えば、個別に学校とかで空襲警報について独自の指導があれば、机の下に身を潜めるとかをするみたいだ。
家にいる場合は、それをどれだけの人がやっているかは別として、ドアや窓を閉めて、電気を消して、ガスの元栓を閉めるとかというのがあるみたいだ。
それから、消防と軍や警察は負傷者の手当や火災の消火訓練に当たることになる。
これが日本でいうところの防災訓練に近いことになるんだろうか。
このような防空演習は毎年少なくとも1回実施しなければいけないとなっている。
実情としては、年に1回、地域によってばらばらで実施されていて、
予告がある場合もあるし、予告なしに実施されることもある。
版主您好:
抓個小錯字,應為內政部警政"署"
祝 平安
直しました
(shinstarさんへ)
該当部分を直しておきました。御報告がおくれました。
最近はブログを書くこと、クオリティーを極力維持することで精いっぱいで、ブログのコメントも放置したままで、済みません
☆☆☆