「台湾の紙銭」も見てね。
紙銭というのは、どこかにお供えして、それから燃やすものだよ。
紙銭はやっぱり常識的には所定の場所で燃やすんだろうと思う。
その場所が「金爐」(jin4lu2)とか「銀爐」(yin2lu2)とかいう場所で、祖廟に行くとそういう燃やす場所の表示が見られる。
そこに紙銭を持参し、燃やすことになる。
写真は撮ったけど、あいにく「銀爐」というのは見つけられなかった……
紙銭を燃やすことで神様や御先祖様に届けるということになるみたいなんだけど、
「金爐」(jin4lu2)というのは、神様向けのもの、
「銀爐」(yin2lu2)というのは、御先祖様向けのものという区分けもあるみたいだ。
参考までに「金爐」も撮影したので、載せるよ。
このように囲われた建物になっていて、窓の部分から燃やす紙銭を投入するものもあるし、
こういう形態ではなく、屋外で豪快に燃やす場所があるのも、もちろんある。
こういう施設でのもののほか、自家用紙銭焼却炉みたいな「金爐」が販売しているので、それを使って燃やす人もいる。
写真は、各種小型焼却炉が路上にあるだけに見えるけど、これは実は紙銭を燃やす専用炉なのだ。
これは、銀色でも商品名は「金爐」というみたいだ。
これでついでに家庭ごみを何でも燃やせると考えちゃうけど、やっぱりこれは紙銭用で、日常的なごみはごみ収集で集めてもらうのだと思うよ。