以前に、「台湾の一戸建て住宅」の屋上には貯水タンクが置いてあると書いたんだけど――
一戸建てに限らず、台湾の都市型建築物の屋上には貯水タンクがよく見られる。
台湾の貯水タンクの形は、こんな感じ。
これは幾つかあるうちの1種類だよ。
これで1世帯が使うというわけではなくて、何軒かでシェアするみたいね。
水道会社から供給されている水の圧力では上階までくみ上げられないので、屋上に貯水タンクを置かないといけないんだね。
マンションの地下などにも屋内貯水タンク施設はあるわけで、そこから屋上の貯水タンクにつなげていると思う。
これは、日本でも大体同じことはあるよね。
ただ、台湾では、その貯水タンクの量がおびただしいことかなと思う。
新幹線の車窓からもたくさんたくさん見えたよ。
この貯水タンクは、上記写真のような筒型じゃなくて、丸型なんだね。
ホテルの窓から外を眺めると、そこは日本とはちょっと違う、異国情緒にあふれる景色で、
似たような形状の貯水タンクがここかしこに見える。
こんなに写真を掲載してみたんだけど――
そのほか、屋上に見られるものとして、違法建築や鳩小屋もついでに探してね!
「台湾のマンション違法造築 その1」「台湾のマンション違法造築 その2」「台湾の鳩小屋」も見てね。
台湾に強い興味を持ち検索していて、偶然このサイトにたどり着いて以来、いつも楽しく拝見しています。
一度台北を訪れたことがあり、あらゆる家々に銀色のタンクが設けられているのがとても印象的でした。
結局訪台中はその疑問を解くことができず、ずっとモヤモヤしていたんですが、この記事のおかげで疑問が氷解しました。
これからも更新を楽しみにしています。
どうもありがとうございました。
何で銀色なんでしょうね……
(セントレア太郎さんへ)
こんにちはszyuです。コメントありがとうございます。
確かに、日本ではそれほどたくさん見るようなものじゃないので、何だろうと思いますね。ホテルの窓からいっぱい見えたときには、確かに驚きました。それも同じようなものばかり……寡占市場なんでしょうか。
こんなに銀色のタンクがあるのは、水事情が背景にあることかもしれません。
それから、これに関連して、昔々につくったコンテンツも、よかったら見てみてください。
「台湾人と飲み物」
http://umesakura.jp/20050629230629.html
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